火災で大損害!
クラウドファンディングへチャレンジして地下の返し庫を復活させたい。
そして、支援者の方々に”一休の味”を届けたい!
新型コロナによる長い長い緊急事態宣言が明け、これからというとき、火災により休業に追い込まれました。
幸いにも怪我人もおらず、一休そばの味である”地下の返し”も無事でした。
しかし、”返し”を熟成させる環境は失うことに。
北海道内にお届けしていた蕎麦と返しの味を復活させたい!
ぜひ公式LINEから、一休そばの再出発をご覧ください。
当店では、美味しさと健康を兼ね備えた「低糖質だったん蕎麦 さらり」や、そば汁をベースに豚と牛のもつ肉を使用した「蕎麦屋のもつ鍋」の開発など、そばの食文化を拡げる取り組みをしてきました。
現在、そのお蕎麦が失われてしまうかもしれないという危機に面しています。
2021年10月3日の火事について
就寝中のまだ薄暗い早朝3時頃、母の携帯からの着信で目を覚ましました。
時間が時間だけに何か嫌な予感をしつつ携帯に出たところ…
「本店が火事!」
その一言に、血の気が引いたことを今でも覚えてます。
すぐに着替えて現場に向かっている最中、遠くから鳴り響く複数のサイレン音、そして焦げ臭い匂いが数百メートル離れた場所からも感じとり、これは小火(ぼや)では済まないということを直感的に感じました。
到着したところ、すでに消防の消火活動が始まっていました。
そして、お店の屋根からも火の手が漏れ出していることを目の当たりにしたとき、これまで培ってきた本店での思い出が走馬灯のように駆け巡ったのを今でも鮮明に覚えています。
また、コロナ禍にじっと耐え凌ぎ緊急事態宣言解除後に向けた準備など「やっとこれから盛り返していくとこだったのに・・・」と悔しさと虚しさで自然と涙が滲み出ました。
怪我人や周辺への影響はないことを確認し、主要メンバーに連絡。すぐに何をすべきかの打合せを意気消沈の中おこなったことを覚えています。
全く先が見えない状況下で最優先で考えたことは、本店スタッフの雇用をできる限り維持すること、そして、どんな形であれなるべく早期に本店を復活させることの2点でした。
ほどなく消防の調査によって、火災の原因は厨房冷蔵庫裏の漏電によるものと判明しました。
↓火災翌日の店内の状況です
「火災に発展するかもしれない何らかのシグナルがあっただろうか?これは防ぎようが無かったのではないか?」と今でも思います。
「一休そば総本店」と「返しの味」について
創業者で先代の早川隆一(はやかわりゅういち)が車社会の到来を予見し、ドライバーさんが”一休み”できて”一級品”の蕎麦を気軽に食べれる蕎麦屋をコンセプトに、屋号を”一休そば”と名付けました。
特につゆに対してのこだわりが強く、先代が幼少期に過ごしていた東京の江戸前蕎麦の濃い口でまろやかな味を再現させるために、つゆの元となる”返し”を製造する際、醬油の選定や製造方法は勿論のこと、返しの熟成方法にもこだわっていました。
通常、醤油のかどを取るために必要な”寝かせ”の期間は、1週間程度のお店が多いです。
しかし当店では、1か月半から2か月ほど寝かせるという”長期熟成”に加えて、1年を通して涼しい環境を維持し寝かせることができる”地下蔵”までつくりました。
そのため、熟成感があり、美味しく安定した味を実現することが可能となったのです。
一休そばの命そのものである”返し”は回収できたものの、地下蔵はその機能を失ったままです。
現在はグループ店舗の地下室で一時的に”返し”を保管していますが、味を保つのに最適な環境とは言えないのが現状です。
このままでは、守り続けてきた「一休そばの味」を失ってしまうかもしれません…
支援者の皆様のために、クラファン限定の”蕎麦屋のもつ鍋”をお届けしたい
「蕎麦屋のもつ鍋」は、ダシソムリエの資格を有する総料理長の早川 賢(はやかわけん)監修のもと開発されました。
早川賢は一流ホテルにも卸しの実績がある、取引先の「肉のあおやま」が開発した塩だれホルモンの味に感動。
興味本位で蕎麦つゆ仕立てのもつ鍋を作ってみたところ、濃い口でまろやかな蕎麦つゆとニンニクが利いていてコクのある塩ダレが相まって、奇跡的な組み合わせであることが判明しました。
こうして、もつ鍋専門店の味を凌駕した”蕎麦屋のもつ鍋”が誕生したのです。
販売当初は”蕎麦屋”と”もつ鍋”のイメージが湧かないという理由から、販売数が伸び悩んだ時期があり、廃盤に追い込まれた時期もありました。
しかし、「一度食べたらやみつきになる」と、コアなファンからの熱烈なお言葉をいただくまでに。
季節限定で販売したところ、即完売する人気商品となりました。
もつ鍋専用に作られた特別なお蕎麦
お蕎麦はもつ鍋の残り汁で茹でて、〆のお蕎麦としてお楽しみいただきます。
生蕎麦から茹でることから、蕎麦から染み出る健康成分ルチンを余すことなく取り込めます。
お蕎麦は、北海道蘭越産の香りと味わい深い蕎麦粉を使用。麺体はうどんに寄せて若干太打ちでモチモチ食感に仕上げてます。
そしてなんと今回、もつ鍋の〆蕎麦に合うお蕎麦をクラファン限定で開発いたしました。
プロジェクトを通して実現したいこと
そのためには、地下蔵の返し熟成庫を復活させる必要があります。
“返し”はそばつゆの元となるもの。ラーメンでいうガラスープです。”返し”はお店の味そのものなのです。
そして、地元の方々には「一休そば総本店の味を忘れないで欲しい」。
それが私たちがこのプロジェクトを通して実現したいことです。
スケジュール
4月プロジェクトスタート
5月プロジェクト終了
5月下旬新店舗オープン
最後に
今回、クラファンという不特定多数の方々からお金を集めるという手法を取り入れる際に、「身から出た錆にも拘らず図々しい」という想いがあり躊躇しました。
しかし、友人や知人からのアドバイスによって、今後、市内の飲食店でもしも同じような状況に陥ることになったお店が出てしまった時に、このクラファンの経験が役に立つかもしれない、と考えるようになりました。
昨今、火災が多いなと感じると同時に、コンセントにも耐用年数があり、同じような事例で火災が起きていることを知りました。
この防ぎようのない火災がいつどこで起こってもおかしくありません。その時に人の助けになれるようチャレンジしたいと思います。
なんと!先着50名様限定で
この「クラファン特別販売」もつ鍋(〆そば付き
3人前)が、30%OFFで購入可能です!
限定商品なのでこの機会をお見逃しないよう、
公式LINEに登録のうえ、お待ちください。
さらに!
LINE登録者さま限定特典
低糖質そば”さらり”(2人前つゆ付き)プレゼント!
つきましては、ぜひ公式LINEから一休そばの再出発をご覧いただければ幸いです!
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ご挨拶
はじめまして。 北海道苫小牧市にある蕎麦チェーン『一休そば』の早川陽介(はやかわようすけ)と申します。
このページをご覧いただき、誠にありがとうございます。当店は、昭和50年の創業以来「いつも おそばで つなぐ未来」というキャッチのもと地域の皆様に愛されるそば店づくりをして参りました。皆様からのご支援、どうぞよろしくお願い致します。